将棋とプログラミング

将棋の学習記録とプログラミングの創作記録

名もなき毒

読みました。感想書きます。

原田いずみという登場人物がいるんだけど、このキャラクターが一番気になった。

ちょっと自分と被るんだよね。人間関係の悩み方とか自分で問題をややこしくしちゃう所が似てるかなって思った。

思考プロセスとか悩みが自分と似てる気がする。

ただ、共感してたのは序盤だけ。主人公が女子高生と喫茶店でお茶してる所を写真撮ってスキャンダルでっち上げる所で、この人はもう人間じゃなくなったなって感じた。

自分と違うのはこんな犯罪まがいの事は私はしないなって事。私は道徳心が強いし、犯罪で捕まる事を恐れてるからこんな大それたことは出来ない。

彼女の何かに苦しんでる、苦しみ方が昔の私を思い出す。

実は昔、何度も読んでは序盤で嫌いになって読むのをやめてまた初めから読んでという事を繰り返してた。

当時はまだ自分も悩みの渦中にいたから自分と被る人物が悪く描かれている事が辛くて読み進められなかった。

でも今は読めた。読み終わった感想としては涼しい気分だ。

多分、過去の苦しみを乗り越えた…からだと思う。

興味ある方は読んでみてください。

名もなき毒 (文春文庫)

名もなき毒 (文春文庫)